ぱぱ先生の中学受験2027への道

旧帝院卒の父親による中学受験への孤軍奮闘の雑記

【保存版】塾の選び方 首都圏と関西編 その1

こんにちは。ぱぱ先生です。

 

以前、中学受験塾の選び方について、間違えないための比較を書きました。これが大変な反響を頂きましたので、今回、関西編も追加してご紹介します。

 

 

 

 

まず大切なことが、塾の方針や周囲の噂に振り回されないことです!

 

しかし、あくまで子供のタイプで選びましょう!首都圏と関西では事情が異なります。ではそれぞれ順に見て参りましょう!

 

首都圏の場合、クラス編成と宿題の量に特徴があります。そこで判断基準になるのは、2点です。

  • 子供が入塾時に予め先取り学習が出来ているか
  • 計算スピードはあるか

 

 

 

例えば、SAPIXは、最上位クラスも最下位クラスも実は同じテストを実施しており、少しばかり勉強させるだけでは、クラスを上げることは大変難しい塾です。

 

上位クラスの方が下位クラスよりも算数の授業時間が長い日能研も同様です。

 

上位クラスだけで扱う応用問題が全体テストに出るため、下位クラスが上位に追いつくことはそう簡単ではありません。

 

こうしたタイプの塾には、ある程度、基礎学力が見に付いていて上位クラスに入る能力がある子供を入れるべきです。よって、これらの塾では、入塾テストで高得点を獲得し、入塾時から上位クラスに入ることが大切です。

  

 

最近では、小2~3の時期から小4の学習内容の一部を済ませている子供もいます。先取り学習が出来ていなければ、本来の実力よりも下のクラスに入ってしまい、モチベーションが下がることにもなりかねないです。

 

一方、四谷大塚と早稲田アカデミーは、入塾後に比較的クラスを上げやすいです。テスト内容はクラス毎に分かれているので、まず自分の学習能力に対応したクラスに最初は入り、その後にクラスを上げていくことでモチベーションを損なわない方法が出来ます。

 

その次に見るのが、計算スピードです。計算が遅い場合、宿題の量が多い塾では家庭学習に追われるだけになるので避けるべきです。基本的に宿題の量が多い中学受験塾の中で、特例的に宿題が少ないのは、市進学院です。

 

宿題が少ない塾は、子供ごとの弱点対策の時間を取りやすいメリットがあります。

 

ここで、マトリクスで整理したいと思います。

 

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ちなみに、息子は学力が高くなく、当然先取り学習も出来ていない上に、それほど計算スピードが速いわけではないですが、早稲田アカデミーに通塾し、何とか授業と宿題に食らいついて少しずつ勉強の楽しさを感じているようです。

 

今回はここまで!

次回は関西編を書きたいと思います。

最後までお読み頂き、ありがとうございましたm(_ _)m

 

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