ぱぱ先生の中学受験2027への道

旧帝院卒の父親による中学受験への孤軍奮闘の雑記

【保存版】首都圏4大中学受験塾 その2

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反響の多かった「塾別学習シリーズ」

今回は、首都圏4大塾の授業のススメ方などご紹介

 

ポイントは、「親がどれだけ子の勉強を見れるか」

 

 

 ↓↓ SAPIX編・四谷大塚編 も是非ご覧下さい ↓↓

papajuken-kyoshitsu.jp

 

日能研

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「N」のロゴが特徴的な通塾バッグ

 

【真面目なコツコツ型に向いた塾】

  • 成績上位の子に限らず、どんな子でも受け入れてくれる、間口の広い中学受験専門の塾。特に中堅校に強い塾です。中学受験に必要な知識を満遍なくカバーし、一定のペースで進めていきます

  • 比較的宿題が少なく、同じ問題を何度もじっくり考えさせる傾向があるので、大きく落ちこぼれる子は少ないですが、他塾に比べて類題演習が少ないため、解法や知識の定着には工夫が必要になります

  • 4~5年のうちに1週間の学習リズム(本書の3章「平日&週末の対策」参照)を作り上げられるかどうかによって、親の負担が変わります。「学習力育成テスト(旧カリテ)」や「公開テスト」が来るたびに慌ててテスト勉強をするタイプの子はテストの成績も不十分で、そのテスト直しに時間が取られ、次のテストに向けての勉強ができないという悪循環に陥ってしまいます

  • 6年生になるとテストの回数が増えるため、毎週の勉強が全く回らなくなってしまう場合もあり、その際は親の負担が大きく膨らみます。まじめにコツコツと学習して、以前に学んだことをきちんと覚えていられる子に向いている塾です

  • R4偏差値(日能研が主催する公開テストの合格可能性数値)など提供されるデータは多いのですが、過去の数値に引きずられている面もあるように感じます。日能研のデータだけで判断するのではなく、他塾のデータも参照したほうがいいでしょう。いろいろなレベルの中学受験に対応可能な塾ですが、“是が非でも御三家”というなら、SAPIXの選択肢も考えておく必要があるでしょう

 

 

早稲田アカデミー

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息子も通う早稲アカ

 

【「学習量」と「繰り返し学習」を重視】

  • 原理原則の理解から思考を深めていくのではなく、一問でも多くの問題を解くことによって考え方や解き方に慣れさせようとする傾向がある塾です。くり返し学習することで身に付く子には向いています。解いて覚えるだけなので学習方法としては分かりやすく、親の管理が楽であるという面もありますが、納得しないと先に進めないタイプの子どもの場合は、戸惑ってしまうこともあります

  • 早稲田アカデミーといえば、宿題の多さで有名ですが、圧倒的に多かった宿題は減りつつあります。ただし、宿題をやったかどうかのチェックの厳しさは維持しています。テキスト編成は、これまでは『予習シリーズ』+『ダブルベイシック』でしたが、学年やクラス帯によっては、『ダブルベイシック』が『錬成問題集』や『COMPASS』に変わっています。テキストの難易度の差が大きいので、使い方には注意が必要

  • 学習量やくり返し学習を重視するタイプの塾であることは変化していません。そのために、理解や納得を伴わない“丸暗記学習”の癖がつきやすく、5年生の半ばあたりから成績が伸び悩む子の比率が高まる傾向にあります

  • また、校舎長の権限が強く、校舎ごとの合格実績に差が出やすいという特徴があります。実際に校舎に足を運んで、掲示されているその校舎の合格実績を調べたり、直接聞くなどして、子どもが通う校舎の合格実績に注意しておく必要があります

 

 

まとめ

 

【合格実績だけで選ばず、成績や性格に適した塾を選ぶ】

  • こうしてみると、ひとくくりに大手塾といっても、カラーが全く違うことが分かります。本書ではやや辛口のコメントを紹介しますが、塾選びの参考にしてみて下さい

  • そもそも塾は何を基準に選べばよいのでしょうか? 「うちは御三家狙いだからSAPIX」という選択が間違いだとは言いません。でも、「SAPIXに通えば全員が御三家に行ける」というわけでは、もちろんありません

  • 多くの親御さんは、「大手塾に通わせていれば、わが子の成績が上がる」と思い込んでいます。けれども、塾は勉強の内容を教えるところであって、子どもの能力を伸ばすのは塾の役割ではありません。あくまで「子どもが自ら伸びる環境」として塾を選ぶべきなのです。そのためには、子どもの学力と性格をしっかり見極める必要があります

  • 時として親というのは、わが子の長所をしっかりと把握できていない場合が少なくありません。例えば、学習の理解に時間がかかる子はスピーディーに問題を解くことは苦手でも、じっくりコツコツ取り組むことができるという粘り強さがあります

  • 逆に理解が速い子はスピード能力や複数のことに目が向けられる器用さはありますが、ムラもあり、ミスも多いものです

 

 

今回はここまで!

最後までお読み頂き、ありがとうございましたm(_ _)m

 

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