ぱぱ先生の中学受験2027への道

旧帝院卒の父親による中学受験への孤軍奮闘の雑記

中学受験の併願校戦略!

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こんにちは。ぱぱ先生です。

 

中学受験の本番、2月まで早いものであと半年ほどになりましたが、今回は、併願校の選び方について書いていきます。

 

①2/1午前に第1志望校を受け、その後に合格可能性の高い学校(抑え校)を受ける
②2/1午前に抑え校を受けて合格確保し、その後に第1志望校にチャレンジする
③第1志望校の日程は全て受け、残りの日程で他の学校を受ける


 

 

①2/1午前に第1志望校を受け、その後に合格可能性の高い学校(抑え校)を受ける
  • 開成・麻布・駒場東邦や桜蔭・女子学院・雙葉、早実や慶應普通部など、難関校には2/1午前しか受験の機会がない学校が多くあります
  • また、これらの理由で高い偏差値の受験生が分散しやすいので、複数回の受験機会があるほとんどの学校では、2/1午前が最も合格しやすい
  • したがって、このパターンで受験する小学生はかなり多い

 

②2/1午前に抑え校を受けて合格確保し、その後に第1志望校にチャレンジする
  • 神奈川男子の最難関校である聖光・栄光や慶應湘南藤沢は2/2、浅野や慶應中等部は2/3。このあたりの学校を第一志望としている方は②のパターンになります 

 

③第一志望校の日程は全て受け、残りの日程で他の学校を受ける
  • 複数回ある学校を第1志望にしている方はこのパターン。例えば早稲田は2/1、2/3の2回、共学校の渋渋は2/1、2/2、2/5の3回、豊島岡女子は2/2、2/3、2/4の3回受験

  • 併願校を受験する意義は大きく分けて2つです。1つ目は、第一志望が不合格だった場合、実際にお子様を通わせて、公立よりも良い学習環境を与える点。公立より面倒見が良い私立中の方が安心できますが、第1志望以外ならば公立に行かせるという考えのご家庭もあると思います

  • 2つ目は、2/1~6の短い中学受験期間において、メンタル復帰の機会を持つこと。1回の不合格が、お子様やご家族に与える影響は、模試の比ではなく、行く気がない学校でも、内心無理だなと思っていた難関校でも、不合格だと精神的な重圧が本人やご家族にのしかかります。これをはねのけて実力を出ことは、受験日程が進むにつれ、加速度的に難しくなります

  • 早い日程で合格校を確保しておくことで、メンタル的な余裕を持って試験に臨めます。2/1午前・午後、2/2午前・午後の4回の受験機会のどこかで、合格可能性の高い学校の受験がベター

 

【併願校を考慮するポイント】

A:合格可能性の高い受験校は入っているか
B:子供を通わせて良い学校か
C:第1志望校と傾向や対策が類似しているか

 

 

AとBについて今回書きましたので、次回Cについて書きたいと思います。

 

今回はここまで!

最後までお読み頂き、ありがとうございましたm(_ _)m

 

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